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各局:

当局で運用しているT2TOKYOですが、東京電力の輪番停電のため停電中は運用できません。現在本日(2011/3/14) 1200-1600より運用を停止する可能性が高いです。利用者の方にはご迷惑をおかけしますがご了承願います。他のT2JAPANサーバーに関しては通常通りの運用となっておりますので、そちらをご利用ください。

また、当局で運用しているAPRS関連ノードも運用停止となります。JQ1YUX-10,JQ1YUX-15が停止します。さらに、JQ1YUX-Lとして運用しているエコーリンクノードも停止します。現在JQ1YUX-LはAPRS-JPコンファレンス接続中であり、当カンファレンスは地震被災地との情報交換および緊急通信を行っております。JQ1YUX-Lは430.80 tone 100Hz/1Wにて運用していますのでよろしくお願い致します。

災害に伴う非常通信として7.030Mhz LSBにて広域通信が行われておりますので、運用への障害にならないよう注意しご活用ください。

DE 7N4TWL/JQ1YUX

TM-D710 時計

7N4TWL
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久々ですが、うちのTM-D710も発売当時よりがんばってくれてます。しかし、この夏の暑さのせいか時計がリセットされるようになってしまいました。普段車には乗らないので、週末毎の利用です。以前は1週間ぐらい間が空いても時計は保持されていたのですが、最近は持たなくなりました。そこで、ちょっとWEBで調べてみると時計保持用の電池が内蔵されているようです。

そこでうちのD710をちょっとばらしてみた所、確かにパネル側に小さな電池が入っていました。

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パネルの裏蓋を外します。(下側に2本ビスがあります。上部はフックによってはまっているだけです) 右は裏蓋を外し基板左手です。ホルダーに入った小さな電池が見えます。

で、この電池単なるボタン電池かと思いきや、携帯電話などに使われている2次電池でした。ML614というのもで、ちょっと普通には手に入らない物のようです。WEBで販売してる所を探してみましたが、簡単に発注できなさそうだったので、奥の手としていつものDigiKeyから入手しました。

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フリスクの上にあるのが、ML614です。右はDigiKeyから来た新品ML614Sです。とりあえず5個買ってしまいました。送料の方が高いです。

で、新品をホルダーに設置して終り。ホルダーからの電池取り外しはちょっと難しいです。ピンセットなどで慎重に。

IMG_0121

では。

 

DE 7N4TWL

VX-8

7N4TWL
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ようやくバーテックススタンダードのWEBサイトにニュースリリースが出てますね。

本体価格が6万を切っているのはよく頑張ったと言えるでしょうね。でも、オプションがたくさんあって、使いそうな物を全て買っていくと定価で10万超えるんですけど。

 

困った。

TinyTrak4

7N4TWL
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さっそく発注していたByonics TinyTrak4が本日送られてきました。急いで組み立て、ファームウエア書き込み、設定、動作検証を取り急ぎ行いましたのでご報告します。

DSC00003 送られてきたGPS2とTinyTrak4キット

上記のような状態でEXPACK500みたいな封筒に入れられてUSから送られてきました。

DSC00005 TinyTrak4キットの中身

TinyTrak4キットの中身だけ出してみるとこのような中身になってました。説明書は紙ぺら1枚。思ったよりは部品種類も少なく、初心者でも手順をきちんと踏めば問題なく一発完動するでしょう。私も一応注意深く組み立てましたが、2時間ぐらいで組み立ては完了しました。

DSC00013 組み立て途中

手順書ではICのソケットを途中でマウントするよう指示がありますが、最後の方でマウントしてもよいと思います。その方が基板上に書かれているシルクが隠れなくて良いと思います。

DSC00019 マウント完成

これをケースに入れれば完成です。

 

DSC00020 ケースとマウント済み基板

ケースに組み込んでほんとはいろいろとチェックをするのが常識ですが、時間も夜遅かったのと組み立てを慎重に行ったのでいきなり火入れ、ファームウエア書き込みをやってしまいした。無事何事もなくファームウエア書き込みもでき、設定ソフトでトラッカーの設定も問題なく出来ました。

DSC00021GPS2とVX-7をつないで実働試験中

実際無線機(VX-7)とGPS2をつないでパケットを確認。問題なく復調されてゲートされていることを確認しました。

この後、車に乗せて7n4twl-8としてちょっとドライブしてきました。aprs.fiなどで7n4twl-8で軌跡を見てみてください。同時にTM-D710(7n4twl-9)も動作させていますので、比較できると思います。TinyTrak4はSmartBeaconingを有効にしています。

 DSC00024 TinyTrak3とTinyTrak4

手持ちのTinyTrak3と並べてみました。大きさが大体わかると思いjます。

 

まぁ、ほんの5時間ぐらいでざっと見てみたところ、まだトラッカーのファームウエアがちょっと完成度低いように感じます。(TT3に比べて)TT4がファームウエアが書き換えられるのでこれからが楽しみですね。

 

以上、取り急ぎレポートしました。

この前の日曜日(3/2)、千葉県流山市 流山市文化会館で行われた”千葉ハムの集い2008”にちょっと行ってみました。

私がのんびりしすぎて家を遅く出たので、現地には昼過ぎに着いてしまいました。すでにホールでJARLの公演が始まっており、展示ブースの方はすでに終了という感じでした。

DSC00001 JARL千葉支部 集会

ま、ホールでしばらく講演を聞いていたのですが、あまりにもつまらないのでもうすでに終了していたブースの会場をのぞいてみました。いくつかの部屋はもう片付けられていましたが、APRSの展示コーナーでは実演状態のままで展示してありました。

DSC00002APRS展示ブース

144.64Mhzを受信してRFパケットをUI-VIEWで表示してありました。私の車からのパケットもばっちり出ておりました。 ブースの留守番をしていた千葉APRS関係者の方ともアイボールさせて頂き、またAPRSではいつもお世話になっているJA1RBY師匠もいらっしゃったので関東のAPRS状況を少しお話してブースを後にしました。APRS千葉関係者の方々本当にごくろうさまでした。

 

とまぁ、午前中はかなり展示ブースもにぎやかだったそうで、私が行く時間を完全に間違えましたね。ちゃんと朝から行くべきでした。

次のハム関係のお祭りは夏のハムフェアですかね。それまでに何か新しいネタを仕込まないといけませんね。

現在日本国内には4つのT2サーバーが稼動していますが、このたび当局のほうでT2TOKYOをホストさせて頂くことになりました。先日APRS Tier2 server network(www.aprs2.net)のほうでの登録が完了し、T2TOKYOを稼動開始しました。
UI-Viewなどのサーバーセッティングへのホスト名はtokyo.aprsjp.netもしくはtokyo.aprs2.netにて使用可能です。
しかし、国内T2サーバーも増えてきたのでAPRS-ISサーバー設定には、aprsjp.netを指定していただければと思います。この設定ですと、国内のどこかのT2サーバーへ自動的に接続します。接続中のサーバーが停止した場合にもすぐに違うサーバーへ再接続可能です。国内T2サーバーの稼働状況はここで確認できます。また、T2TOKYOの稼働状況はこちらで確認できますので、ご覧ください。

APRS事始め

7N4TWL
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APRSもようやく多くの方に認知され始めて、実際始めてみようと思われている方も多いと思います。

そこで、APRSを始めるにあたってどのよう物のがあって、どのような物がどういう事に必要かを書きたいと思います。

 

1)APRSノード(固定、移動、シンボル)を観測する

無線のワッチ同様、やはり基本は観測です。でも、実際稼働しているAPRSノードを見るには専用のソフトウエアが必要とか思っている方が多いと思います。それは違います。現在では以下のWEBページがあります。

Google APRS Maps

このサイトは私もいつも使っています。英語のページで英語はちょっとと思っている方にはちょっとハードルがあるかもしれませんが使い方はかなり簡単ですので、まずはページを開いてみてコールサインもしくば免許のない方はニックネームを入力して地図を表示させてみましょう。世界中のAPRSノードを見る事ができます。詳細な情報も見ることができます。まさにAPRSのワッチサイトということで、基本になります。

 

2)専用ソフトでノードを開設する

APRSワッチが十分できるようになり、実際自分もノードを立ち上げたいと思ったら専用のソフトが必要になります。現在日本ではノードの多くがUI-View32というソフトウエアでノード運用されている場合が多いです。UI-View32の使用には登録が必要です。UI-View32についてはこのページに説明が書かれているのでよく参照の上使用を始めてください。

 

3)移動ノードを運用する

車などからの移動ノードを開設したいという方には現在大きく2つ方法があると思います。

Byonics TinyTrak3Plusを用いた移動APRSビーコン生成

 無線機などは自前のものを用意しないとだめですが、最もお安く手軽にできる方法です。Bionicsから直接輸入はできないという方は、Q-netのこちらのページを参照ください。

・KENWOOD TM-D710を使う

 ようやく日本にもAPRS機能をフル搭載した無線機が発売されました。この無線機を使えば簡単に移動局が作れます。メッセージ機能もあります。

当然上記2つ以外にも移動ノードを構成する方法はあるのですが、メジャーな物だけ紹介させて頂きました。

 

APRSに関してはCQ誌でもよく紹介されているので、そちらも参照ください。また、別冊CQ ham radio No.1 ’GPS/画像/文字の通信にチャレンジ’という本にもかなり詳細にAPRSに関する情報が記載されていますのでそちらも参照ください。

 

最後に、やはりAPRSも基本はワッチです。1)のサイトは本当に基本になりますので、このサイトでAPRSとは何かをよく感じてから先に進むと楽しみも増えると思います。

APRS on 9600bps packet

7N4TWL
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APRS固定ノードにTM-D700Eを使えるようになったので9600bpsのパケットも出せるなぁと漠然と思っていたのですが、7L1IRV局が実験をしているということを聞き、やっている人がいるならとさっそく当局も実験に参加することとしました。

1200bpsで運用していた7N4TWL-3は停波し、7N4TWL-2として9600bpsノードとして稼働開始しました。開始してみるとうちから見える範囲では、7L1IRV-2,JF1AJE-2,JO1YLU-2,JA1RBY-2といった感じです。これだけいれば結構いろいろできるかなと思っています。AJE-9もきれいに補足出来ているようです。今後も9600bpsノードが増えていけばいいなぁと思っております。それに備えて運用の技術的な事やノウハウを蓄積したいと思います。

DSC00089 9600bpsで稼働するTM-D700E

 

ちなみに停波中の7N4TWL-3はUIDIGI(1200bps by TNC-22)として再稼働させる予定です。

 

では、実験に参加されたい方はいつでも9600bpsでビーコンを出してみてください。ちなみに実験は144.64Mhzで1200bpsと混在環境で行っています。

TM-D710S on VW TOUAREG

7N4TWL
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で、ハムフェアで発表されていたTM-D710ですが、後先考えずに予約を入れてしまっていました。で、つい先週届き、この土曜日に車に取り付けることにしました。ただ、無線機をTM-D700EからD710Sへ変更するに当たりでメリットもありました。それはメッセージを入力するためにD700Eではキーボードインターフェイスをつけてキーボードを使っていたのですが、それが使えなくなることです。しかし、やはり新しいD710はかなり表示などやAPRSの機能自体が良くなっているので、当然(買った以上は使わないとね)リプレイスすることにしました。

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TM-D700E(右)とTM-D710S(左)のコントロールパネルの比較です。かなり大きくなっているのがわかります。表示部も大きくなっているので見やすくなってますね。

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つける前に仮組みして動作試験しているところです。RFユニット部はD700のものより一回り小さいです。でも430Mhzは50W(D710S)出ます。

 

また、今回困った事はマイクの取り付け方法です。マイクの取り付け用金具を車にねじ止めして固定するようなものです。しかし、車にねじ穴を開ける訳にはいきません。そこで、ちょっと考えてこんな具合にしてみました。

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アドニスのPTTスイッチをセンターコラムの上に付けていたのですが、その下にマイクを横置きすることにしました。また、金具は1cm厚ぐらいのゴム板にねじ止めしそのゴム板を車に両面テープで固定する方法としました。運転席に座るとちょうど左手の所にマイクが来る感じです。

 

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こんな感じです。

 

で、いよいよ車に配線を通します。今回D700EとD710ではRFユニットとコントロールユニットの配線が変わっています。また、GPS入力がRFユニット部(D700E)からコントロールユニット部(D710)に変更になっているので配線もリプレイスです。車の内装をはがさないとだめです。

 

DSC00078 運転席サイドDSC00079Aピラー

内装をはがすのも一苦労ですね。

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いきなり夜の写真で申し訳ないですが、一応付きました。

 

TM-D710の登場で日本でも一気にAPRS移動局が増えるのではないかと思います。ビーコン送出アルゴリズムや、デジパスの方式は結構最新の方式が採用されています。局数が増えてもうまくシステムが作動するよう工夫していきたいと思います。

 今年もハムフェアに行って参りました。今年ははじめて一般客としてではなく出展者として参加させて頂きました。J-NET(Q-Net&いばらぎネット)の展示ブースのお手伝いをさせていただきました。

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普段お世話になっているQ-netの方がブースを出すということで仲間に入れてもらいました。J-netではAPRS+VoIP運用の優位性、新規性を訴求する形で展示していました。ブースではケンウッドから発売されたばかりのTM-D710も実働展示してデモを行いました。

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2日間とも参加させてもらいましたが、土曜日が結構人が多くかなり暑く大変でした。日曜日は比較的一日中安定したお客さんが入っていました。ブースのお手伝いばかりしていると他のブースが見れないので、適当に2日間かけて一通りのブースは見て回りました。今年はD-STARのブースが2つあり、また会場内に特設リピーターが設置されていてD-STARにちょっと洗脳され、勢いでID-91を買ってしまいました。D-STAR,ID-91に関してはまた別途記事で。

 

で、ほかのブースで見つけた気になったものは、

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なぜか、バーテックススタンダードのブースにあったTinyTrak4の実物です。TinyTrak3の倍の大きさはあるでしょうか。思っていたのよりかなり大きかったのでちょっとびっくりでした。逆にTinyTrak3のメリットはまだ大きいと感じました。

 

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これはICOMのブースにあったD-STAR+GPS対応のデュアルバンドモービル機です。GPSまでセットになっているのがいいですね。DPRSノードもあるのでAPRSネットワークに乗り入れることもできます。

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これはケンウッドのブースに展示してあったTM-D710です。J-Netのブースにも置いてあったので目新しくはないですが、一応説明員の方の説明をお聞きしました。で、TM-D710のコントロールパネル部だけをRC-710として発売するようです。実はこのコントロー部に制御、信号処理部が全て入っているのでRF無線機部は何でもいけるということです。今後どういう使い方、運用方法があるのか楽しみです。

 

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こちらは八重洲のFT-2000Dです。今はAPRSだとかD-STARとかVUHFばかりやっていますが、HF機のどっしりしたリグも欲しいなと思っています。FT-9000シリーズはかなり大きくていいんですが値段が高すぎる。

 

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こちらはGHDキーのブースです。ちょっとぶれてきれいじゃないですがキーは非常にきれいでしたね。ろくにモールスを打てないくせにキーだけは欲しくなります。なぜでしょう?

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Elecraftのブースです。創業者のエリックさんもいました。左の写真はエレクラフトのフルラインアップですね。右はフラグシップのK3です。性能は日本のメーカーの最高級無線機と同等かそれ以上だそうです。値段は35万位だったと思います。ちなみにエレクラフトではリニアアンプ(1.5kWクラス)の発売も考えているそうで、QRPからKW局までサポートするということになります。

 

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最後は毎年会場入り口で待ち受けている風車おじさんです。非常に元気でたくさんの人から声をかけられていました。新聞にも出た(読売新聞)ようです。私も年を取ったらこのお爺さんのように元気に趣味ができたらなぁと思います。

 

ちょっとレポートが1週間ほど遅れてしまいましたが、ちょっと忙しかった(プライベート、会社共に)ので今頃になりました。何かご質問があれば気軽にメイルください。

 

では、また来年のハムフェアで。