7N4TWL: 2008年2月アーカイブ

ここ最近APRS上でエマージェンシーパケットを検知する機会が多くなっています。APRSの運用においてこのエマージェンシーパケットの扱いは非常に厳密に行われています。当然全世界でです。TM-D700シリーズやTM-D710にはこのエマージェンシーパケットの送出が実装されており、最近検知されているエマージェンシーパケットはそれらからのものと思います。(TinyTrak3などでは実装されていない)

エマージェンシーパケットを検知し続けた場合その地域の所轄警察なりに通報するという事になっています。くれぐれも興味本位でエマージェンシーパケットを設定するような事はしてはなりません。意図的ではなく操作ミスであったとしてもあなたがエマージェンシーパケットを送出し続け、その結果あなたの所に警察がやってきてもそれはあなたが行ったことで全てあなたの責任です。

ここ最近の事実でないエマージェンシーパケットの送出が日本から行われることが続けば、本当に緊急の場合にだれも助けを呼んでくれなくなりますよ。”JAからのエマージェンシーパケットは無視”なんて事にならないことを望んでやみません。

 

繰り返します。エマージェンシーパケットの送出は緊急の助けを必要とする場合を除き、“絶対に“設定しないでください。